こんにちは！
先日、九州を車で旅しました。
わたしは普段は東京に住んでいるので、車を運ぶために初めてフェリーを利用しました。
乗ったのは、東京九州フェリー（横須賀〜新門司）です。
横須賀港から新門司港までどのように過ごしたかをシェアします。
乗船の概要
東京九州フェリー Webサイト：https://tqf.co.jp 乗船した時期：2023年11月 乗船した船舶：それいゆ 積載車区分：乗用車4m未満 客室等級：ツーリストA 運賃：47,000円 （内訳：運転手含む2名の旅客運賃12,000円＋乗用車航送運賃35,000円）
船内に持って行った物
貴重品以外に、以下を持っていきました。
出航すると車には戻れないので、船内に持っていくものを一式バッグにまとめておきました。
- 歯ブラシ
- お風呂道具
- バスタオル
- 保湿クリーム
- マスク 乾燥を防ぐため
- 使い捨てのスリッパ
- 防寒着（化繊ジャケット、パーカー）
- iPad
- 延長コード
- おやつ
- 本 コーヒーの本を持っていきました
- 双眼鏡
客室を最安の「すいせん ツーリストA」にしたこともあり、アメニティはコンセント程度でした。
女性専用部屋もあったので、女性1人でも安心感はあると思います。
横須賀港
都内から高速道路に乗って１時間程度で到着しました。誘導員の方がチケットの確認と停車するレーンへの誘導をしてくれます。ここから乗船のアナウンスが流れるまで、自由時間。
夕飯を食べておらずお腹が空いていたので、建物内の売店へ直行しました。笑
飛びついたよこすか海軍カリーパンはチーズがとろけて美味でした。
早く到着しても、建物内は広いスペースに椅子が沢山あり、ゆっくりできます。
夜食
トラックの運転手や私たちのようなご飯食べそびれた人向けに、レストランが夜食も提供しています。
出航後から25:00までです。
二人で、酢モツ、イカ焼き、黒瀬ぶりりゅうきゅう丼、カレーライス、飲み物はビール、ハイボールをいただきました。船の上でこんなに美味しいものが食べられるのかと感動。お腹を満たし、寝床へ行くとすぐ眠りにつきました。
朝食
朝もレストランへ行きました。
エントランスやショップ前にテーブルチェアがあり、そこで持参したものを食べている方も多かったです。
和食セット(鮭、卵焼、明太子、昆布、大根のハリハリ漬、青菜のおひたし、ご飯、味噌汁）をいただきました。ホッとする味で美味しかったです。
朝食後は船内を探検しました。ショップ、大浴場の他、映画やプラネタリウムを観られるスクリーンルーム、ランニングマシーンが並んだスポーツルーム、カラオケを楽しめるアミューズメントルームなど、船の上とは思えないくらい施設が充実していてびっくり！ランドリールームもあるので、帰りの船では洗濯するのもいいですね。
ショップ
ショップでは、お土産グッズ、お酒やおつまみ、歯ブラシなどの旅道具等が扱われています。海図リングノート（500円）、海図ミニレターセット（440円）、フェリーのロゴ付きライター（130円）、絵葉書（100円）、錨（いかり）ステッカー（220円）を購入しました。使用されなくなった実際の海図を切り取り作られたノートやレターセットは、同じものを探すのはほぼ無理というレア感が旅好きに刺さる秀逸なアイテムだと思いました。
昼食
昼食はバーベキューを楽しみました。乗船してすぐにバーベキューの抽選についてアナウンスがあり、応募していたところ当選！
今回は12組が当選したようです。お仕事の方や1人客は応募しないかもしれないので、倍率はそんなに高くないと思います。
1人前1,980円でした。ちょうどよい量でした。
流れていく海の上で、バーベキューして、ビールも飲めて、素晴らしい体験でした！
大浴場
昼食後はお風呂へ。
大浴場は、室内風呂はジャグジー有無の2つで、露天風呂とサウナもありました。
シャワールームも2つありましたよ。
13:30に入ったら露天風呂を独占できました。
この日は波が穏やかで、揺れが気になることはほぼありませんでしたが、お風呂では少しどんぶらこと湯が揺れてそれも心地よかったです。
お風呂からの眺めで海が動いていることなんて今までなかったし、お風呂に波が立つことだってなかったです。刺激的な体験でした。
風も涼しく心地よかったです。いつまでもいてしまいそうでした。
フォワードサロン
お風呂後、本を読んだり、iPadにダウンロードしておいた動画を見たりした後、フォワードサロンに行きました。こちらでは、船の前方の風景を楽しむことができます。鳥が一羽ずっと一緒についてきていて、可愛かったです。
夕食
夕食は、再びレストランへ。料理が美味しくて、毎食お世話になりました。
いただいたのは、佐世保レモンステーキ、宮崎産きじょん山豚とんかつ。それぞれ定食でいただきました。
どちらも美味しかったですが、とんかつは特に好みでした。九州の地の物が食べられるのは嬉しいポイントです。
夕食後の残り時間は部屋で寝て、下船後の体力を回復しました。
あとがき
船内はとても清潔で綺麗でした。このライトなんかめっちゃセンスいいよなあって。
長距離フェリーに乗ったのは初めてだったので不安もあったのですが、海が穏やかだったこともあり、そしてフェリーの施設が素晴らしかったおかげで、とても楽しい1日となりました。
そして、車と一緒に船に乗って移動するって、こんなに楽なんだ！と気づくことができました。東京から九州まで本土を自分で運転していくのはなかなかしんどいので、フェリーはありがたい存在です。飛行機代、燃料代などと比べても、価格以上の価値はありました！
また、九州への船旅を検討している方は、九州フェリーガイドは要チェックかもしれません。他のフェリー乗り場で発見したのですが、東京九州フェリーを含む船の情報がぎゅっとまとまっていますよ。毎年発行されているようですので、ご参考まで。
船でのさすらいもまた一興でした。
それでは👋