甑島(こしきじま)でお寿司を食べた

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ここのところ、旅の記録ばかりをアップしています。今日も今日とて。

甑島へ

先日、東シナ海に浮かぶ鹿児島県の甑島に行きました。串木野新港から甑島の里港まで、船に乗っておよそ1時間です。

わたしたち夫婦はお寿司が大好きで、甑島でもお寿司が食べたくなりました。里港に12:30着の船便に車と一緒に乗り、上甑島で人気のお寿司屋さんへ。12:50頃到着しました。

かのこ(上甑島)

寿し膳 かのこ
〒896-1201 鹿児島県薩摩川内市上甑町中甑786
電話番号:099-692-0023

少し細い道を通って、お店の前に車を停めました。駐車スペースは十分ありました。民家のようで入り口が分かりにくかったのですが、玄関のようなドアの小さなボタンの呼び出しベルを押すと「どうぞ入ってきてくださ〜い」と招き入れてくれました。旗が立っている扉ではなく、奥の建物の扉です。船に乗ってから予約の電話をしたのですが、快く受け付けてくれ、到着すると席にはランチの寿司御膳が並べてありました。マグロ丼、イカ丼などもメニューにありました。

マグロ、白身魚、イカのお寿司はどれも綺麗で大きくしっとりとして美味しかったです。

お寿司の他に、刺身、南蛮漬け、煮物、茶そばも付くのでお腹いっぱいになりました。家庭的な味でほっこりしました。

壁にはマグロの解体をする大将の姿が。小学校、中学校の生徒からの見学のお礼など飾ってありました。島の何人かの方に、「美味しいお寿司なら、かのこ」と教えていただいたのですが、地元で愛されているのだなと伝わってきました。

お手洗いの水の勢いがすごいので、注意です。床を水びたしにしてしまったのですが「皆そうなるの」とのことでした。

すし政(下甑島)

かのこのある上甑島に一泊し、翌日の夜にもお寿司を食べに行きました。すし政は、下甑島の長浜港から歩いて行ける距離にあるお寿司屋さん。夜の島は真っ暗なので、気をつけて歩きます。

すし政
〒896-1411 鹿児島県薩摩川内市下甑町長浜947−4
電話番号:099-695-0954

お通しに、白身魚のフライとぴーこんの2皿をいただきました。フライはふっくらサクサク。ぴーこんは、ピーマンと塩昆布を和えた一品。鹿児島では定番のおつまみなのですね。指宿で行った居酒屋でもいただきました。しなっ&パリッで、やめられない止まらない系で、これはおうちでも真似したい料理です。

メニューにはないのですが、「その他注文に応じてお作り致します」と書いてあったので、味噌汁をお願いしました。実は二日酔いと寒さで、あったかいスープが飲みたかったのです。席からは調理場の様子が見えるのですが、テキパキとせっせっと作ってくださいました。白味噌で具沢山でとっっっても美味しかった。めちゃ染みました。

揚げ出し豆腐、タカ海老の唐揚げも、最高に美味しかったです。隣で夫の焼酎が進んでいました。いずれも注文してから作ってくれるので、フレッシュであったかくて、さっくさくです。タカ海老は初めて食べました。唐揚げで、殻も尻尾も美味しくいただきました。

そして、いよいよお寿司。8カンセットをいただきました。すごく脂が乗っているとか、ネタが大きいとか、目立つ特徴はないのですが、丁寧に握られたお寿司は、「ここに来てホントによかった」と思えるお味でした。もちもちのお米は、毎日炊き立てを提供しているそうです。まんまるとしたシャリは女性には少し重たいかもしれないので(お寿司の前に食べ過ぎなければ大丈夫)、心配な人はシャリ小さめでお願いするとよいかもです。

大将と奥様とのお話も楽しく、サービスも素晴らしかったです。隣のお客さんは女性ひとりでしたが、こちらなら女性ひとりでも安心だと思いました。常連のお客さんもいらっしゃっていました。カウンター以外に個室も複数あり、ゆったりと時間を過ごすことができました。必ずまた行きたい場所です。

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