ストレスで禿げてしまったら。
どうしたらいい?治る?隠せる?
焦ると思います。
そんなときは、まず、ヘアファンデーションで隠しましょう。
わたしは、入社3年目のときに、頭のてっぺんが禿げてしまいました。だいぶ禿げてしまったので、営業先に頭を下げたときに、おそらくハゲが見えてしまい、「可哀想な子だな、、、」という顔をされたことがあります。鏡で見ると、頭のてっぺんは自分ではよく見えないのですが、思っていた以上に酷かったようです。
今では笑い話にできるくらいで、髪の毛も回復しています。
同じように、悩まれている人がいるかもしれないと思い、そのころを振り返ってみようと思います。参考になることがあるとうれしいです。
なぜ禿げてしまったか
わたしの頭のてっぺんが禿げた根本の原因は、おそらく営業の仕事。
入社後、営業部署に配属になり、始発に乗って終電で帰る生活になりました。営業先に行く日は、さらに車を3〜4時間運転。なかなかハードでした。
3年目になり、ようやく仕事が掴めてきた頃、取引先に1,000万円超えの請求ミスをしてしまいました。また、勤め先の場所が変わったために、縁のない田舎へ引っ越し、会社の統合業務が上乗せされました。そして、一人暮らしでした。
多分、そういう環境がわたしのキャパを超えていたのだと思います。
髪の毛が針金のように、硬くチリチリになりました。
手で触るとザラザラとするので、それを抜いてしまうようになりました。
特に頭のてっぺんあたりの髪が酷かったです。1本抜くと、さらに傷んだ髪が見つかり、また抜く。それが止められなくなって、肌が露出するまでになってしまいました。
禿げてから、どうやって日々を過ごしたか
自分ではどれくらい禿げているか直接見えないので、スマホで写真に撮って確認していました。
初めの頃は、髪の分け目を変えることで、隠していました。
しかし、それではごかませないくらいになっていて…。
妹と会ったとき、わたしの頭を見て、とてもびっくりしていました。
そこで、妹が、「髪のファンデーションを絶対つけた方がいい。つけて!」と言ってくれたので、すぐに買いました。
頭にポンポンと毎日使っていましたね。日中もカバンに入れて持ち歩いていました。
記憶があまりないのですが、休みの日はなるべく外出せず、人と会わず、外出するときには帽子を被っていたと思います。
禿げが治るまでどれくらいかかったか
わたしの場合は、自分が気にならなくなるまでに、1年半くらいかかりました。
1年くらいで人の目を気にしないでいい程度になり、1年半で元の毛量に戻った感じです。
治すためにやったこと
わたしは病院には行きませんでした。
自分で髪を抜いていた訳で、原因はストレスだと言われると分かっていたからです。(もし行くなら、皮膚科みたいです。)
治療をする気にもなれず、自然に治るまで待ちました。
ヘアファンデーションを使い始めて3ヶ月経っても禿げていました。
ファンデーションを塗っても、髪を抜いてしまう癖を止めなければ、改善しません。
ある日、マツコの知らない世界で水素トリートメントが放送されていました。縮毛矯正ではなく、トリートメントで髪がまっすぐサラサラになるというもの。
それを見たわたしは、ネットやホットペーパービューティーで調べて、水素トリートメントと同じようなハリスノフトリートメントに行きつきました。髪を本来のpHに寄せる酸性トリートメントです。
値段は普通のトリートメントより高く、1回2万円ほどかかるのですが、希望を託して行きました。ハリスノフは、ある程度の科学的な根拠が記載されていたような記憶で、まずは一度試してみようと思ったからです。
すぐにという訳ではないですが、何度か続けてみると、効果を感じられました。これだけお金を払ったのだから、という気持ちもあったと思います。チリチリが完全に治った訳ではありませんでしたが、髪を抜きたい気持ちを抑えられるようになりました。
そして、気がついたら、ハゲは治っていました。
時間はかかりましたが、家族に見てもらうことでどれだけ酷く禿げていたのか気づけて、
そしてトリートメントに行って回復して、本当によかったです。
自分の不調を受け止めて、自分と向き合おう
振り返ると、ストレスが溜まっていることに気づいていながら、自分で自分を抑えて、見て見ぬふりをしていたと思います。
それは、仕事を頑張りたい気持ちがそうさせていたと思います。
そこのギャップが、髪がチリチリになり、イライラして醜い髪を抜くという行動に繋がっていました。
もう少し違った方向で現れていたら、、、禿げるくらいで済んでよかったのかもしれません。
わたしのように自分で自分を痛めつけるような、髪を抜いてしまうような人がいたら、ぜひ、自分を大切にしてください。
自分なんて、と思わず。
鏡で見た自分の顔が疲れていたら、それは相当疲れていると思います。
疲れたら、休んで、自分を労わって、回復させる。
何が何だか分からなくなったら、家族や周りの信頼できる人に、「自分、大丈夫かな?」って話してみてくださいね。
以上、営業の仕事で禿げた話でした。
ハリスノフトリートメントの詳しい感想は、別の記事で書いています。そちらもぜひ読んでみてください。