サクッと日帰り旅 家族で能古島へ

こんにちは!

2023年には夫と車で長島や甑島へ行き、島を旅する醍醐味を味わいました。島っていいなと思い、正月に家族で行くことにしたのは、能古島。姪浜港から船で10分で到着します。こんなに気軽に行ける島って実はレアかも。福岡市周辺からであれば、思い立ったら当日に行けちゃいます。

巡ったところを時系列で記録します。

12:00 姪浜港に到着

「今日はどこ行こっか〜?」と午前中に能古島へ行くと決め、やってきました。隣に駐車場があり1日510円で停められました。(車を船に乗せてもらうこともできますよ。)

券売機で切符を買って、フラワーのこに乗船。待ち時間は待合室でぬくぬくして過ごしました。ホットスナックやお土産を売っている売店がありました。

船の中には両サイドに椅子があり、横長の窓で外を眺められるようになっていました。こうやって船に乗って揺られているだけでも非日常感。島に行く楽しみの一つです。乗船時間は10分程度なので、酔ったりする心配も少ないです。

福岡市営渡船 能古・姪浜航路
住所:〒819-0013 福岡県福岡市西区愛宕浜3丁目1−1
電話番号:092-881-8709
Webサイト:city.fukuoka.lg.jp

13:00 ランチは港近くの瓢箪(ひょうたん)へ

能古島は形がひょうたんに例えられ、そこから店名がつけられたと推測します。ほっこり、かわいい名前ですね。お店もアットホームな雰囲気でした。

開店直後の居酒屋さんで、ランチのメニュー表がまだありませんでしたが、しょうが焼き定食やうどん、本日の丼をいただきました。こちらのうどんは、能古うどんではなかったです。4人で2,800円程度で、リーズナブルに家庭的な味を楽しむことができました。

瓢箪(ひょうたん)
住所:〒819-0012 福岡県福岡市西区能古
営業時間:12:00〜23:30

13:30 能古島に来たなら必須のアイランドパーク

ランチを済ませたら、アイランドパークへ。何の計画も無しに来て、入場料を見た母が「入らなくてもいいか」となりかけたのですが、他の全員で「え!?入らないの?」となり、結局入場して大正解だった、アイランドパーク。正月で空いていない施設があるとのことで入場料が半額の600円になっていました。よかった、母。

港からは、3〜4人であれば、タクシーとバスで値段があまり変わらないので、タクシー利用がおすすめです。ロータリーの端に乗り場があります。タクシーは台数が少ないので、見つけたら早めに乗るとよいです。タクシーの運転手の方に、名物は能古うどんであることや今咲いている花について「山茶花(サザンカ)は椿(ツバキ)と違って花びら毎に散るんだよ」と教えてもらいました。

レンタサイクルもありますが、アイランドパークまでの道のりは坂道が急なので、タクシー、バスが良いかもしれないです。電動自転車も貸し出されていて、自転車で走るのも気持ちよいと思うので、次回はレンタルして坂道の少ない道、海辺を走ってみたいです。

のこのしまアイランドパーク
住所:〒819-0012 福岡県福岡市西区能古島
営業時間:9:00〜17:30 日曜は〜18:30
電話番号:0928812494
Webサイト:nokonoshima.com

アイランドパークの中は綺麗に手入れされた緑や花を見ることができます。

ウサギやポニーもいましたよ。むしゃむしゃと草を食べている姿を家族で眺めました。ポカポカした良いお天気に元気な姿を見ることができてよかったです。

パークの奥にある和窯 かのうがまでは素朴なお皿がたくさん並んでいました。わたしは、焼き物が好きで、蓋付きの小さな薬味入れをずっと探していたのですが、こちらで出会うことができました。薬味入れを2種類購入しました。まさか、能古島で見つけることができるなんて。ほくほく。こちらはオンラインショップなどはやられていませんでした。一期一会で購入してよかったです。

一番奥には、大きな原っぱと海を見渡せるレストランがありました。こちらはウッドデッキで手ぶらBBQができるのが人気のようです。実際にBBQしているグループがいて、楽しそうでした。

そして原っぱの端っこに、絶景ブランコがありました。横にはアスレチックもあり、シーズンには子供たちで溢れかえっているのでしょう。わたしたち家族もブランコに乗って、島の風を感じ、海を眺めました。少しスリルもあり、開放感あり。童心に返りました。ここで口々に「来てよかったねー!」と言って笑いました。

パーク内には猫が何匹かいて、ひなたぼっこしていたり、甘えてきたり、いろんな猫がいました。膝に乗ってくる人懐っこい猫がいて、それはそれは癒されました。島の方にも観光客からも愛されているようです。

お土産の品が並ぶお店では、能古島ブラッドオレンジのワインなどがありました。わたしたちは、オレンジのアイスバーを買って食べました。

能古うどんが美味しい

アイランドパーク内にある耕ちゃんうどんでは、能古うどんを食べることができます。能古うどんは食べられる場所が限られているようなので、島で食べられる機会があれば逃さない方がよさそうです。わたしたちが訪れたこの日はお休みでした。残念。

耕ちゃんうどん
住所:〒819-0012 福岡県福岡市西区能古1624
営業時間:11:00〜17:30
電話番号:092-881-2494
Webサイト:nokonoshima.com

できれば当地名物の能古うどんを食べたいもの。お土産として港のお店で買って帰りました。家で食べてみると、福岡のやわやわなうどんとは違い、平麺でツルツルっとして美味しかったです。能古うどんは楽天市場でも買えるようです。送料がかかりますが、現地と価格は同じです。

15:30 姪浜港へ

バスに乗ってアイランドパークから港へ戻りました。

能古島側の港からは、福岡タワー、福岡ドーム、シーホークが並ぶももち浜を眺められます。海の中道からも見えますが、より近いので見応えがありました。海を挟んでみることはあまり無いので、新鮮な風景でした。

また、こちらの港にはのこやと言うおしゃれなカフェもありました。オリジナルのグッズや軽食を販売されています。

帰りの便に乗る前に、コーヒーとフィナンシェを買いました。旅の疲れを癒してリフレッシュしてくれました。超おすすめです。

お店の横にあったガチャガチャもとっても可愛かったです。思い出。きゅん。

のこや
住所:〒819-0012 福岡県福岡市西区能古457−7
営業時間:11:00〜17:00

おわりに

能古島の滞在時間は3時間ほどでしたが、予想を上回るエキサイティングな旅でした。それは島というアイデンティティが大きいと思います。島であるだけで、何かが違う。海に囲まれて、自然と共に生き抜く力強さとか。見栄を張らずに自然体でいる魅力とか。どこかノスタルジックでTake it easyな雰囲気とか。

福岡市とその近辺からなら、当日のノリでふらっと訪れることができるのも、能古島ならではの良さ。また行きます。