はじめてのバンコクとパタヤ4泊5日の旅 Day5

こんにちは!

先日、初めてタイに旅行に行きました。パタヤに2泊、バンコクに2泊し、エネルギーチャージ。おおらかなタイの空気に癒されてきました。タイは日本との時差2時間、飛行機に乗っている時間は6〜7時間。異文化を感じたい、けれど10時間やそれ以上のフライトはちょっと…という方におすすめの国です。特に、タイのマッサージは至高で、マッサージざんまい。タイに行って本当によかった!今回も例のごとく、時系列で振り返ります。あなたの旅のヒントになることがあればうれしいです。

8:00 朝食は日替わりタイの伝統料理

昨日に続きタイの伝統料理が朝食です。内容は日替わり!

この日のメインは焼いた豚肉が乗ったパッタイでした。チャイブとライムももちろんついています。オイルは少なめなヘルシーパッタイで、マイルドでやさしい味わい。タイ料理はスパイシーで辛いものが確かに多いですが、朝食はさすがに控えめなのかも。

パッタイの他、水餃子、スイカ、パパイヤ、バナナ、パンダンティー、コーヒーをいただきました。

お店で食べるのとは違う家庭的な味。ごちそうさまでした。

ホテルがとても気に入ったので様子を残しておきます。

Kasayapi Hotelの庭に面する日陰のテーブルで朝食をいただくのですが、庭には、とても立派で水路がありました。鮮やかなハスの花が昼には開き、夜には閉じる。時間の流れを感じることができました。

また、庭には鳥やカタツムリ、虫がいます。排除せず、むしろ歓迎して、共生しているようです。バンコクという都会の真ん中で、一歩外に出るとガヤガヤとした大きな道路ですが、ホテルの中はまるで静かな森の中。

朝食を食べる場所から階段を登ると部屋と同じ高さにベランダがありました。これは部屋からの眺め。この日も朝食後、プールに入ったのですが、こちらとプールを行ったり来たりで1日過ごせそうです。広々してチルできるスペースです。

お部屋の中のアメニティはオリジナルロゴのステッカーが貼ってあるなど、細かなところへのこだわりが。神は細部に宿るって感じです。

真似したくなるような、自然派なジャケット。

この日も朝食のフルーツを部屋に持って帰りました。冷蔵庫にジュース2本入っていて無料でした。フルーツはホーローの丸い容器に入っていて、ほっこり可愛い。

13:00 ワットアルン近くのレストランで昼食

12:00のホテルチェックアウト後に荷物を預けて、昼食は、ホテルのオーナーにおすすめしていただいたお店へ行きました。ワットアルンのすぐ近くのため、観光客で賑わっていました。

Green Leaf
住所:19, 345/18 Arun Amarin Rd, Wat Arun, Bangkok Noi, Bangkok 10600 Thai
営業時間:9:30〜21:30

店名にもあるGreen Leaf炒めと、マッサマンカレー、牡蠣の卵炒めを注文しました。マッサマンカレーは辛さ控えめでと伝えましたが、とても辛かったです。もちろん辛いだけではなくその中に旨味があるので美味しかったです。

レモングラスのアイスティーをいただいたのですが、料理の辛さは汗をかいてしまうくらいで、アイスティーは必須でした。

ホテルへの帰り道、ワット・ホン・ラタナーラーム・ラーチャウォラウィハーンという寺院に寄りました。タイといえば寺院。こちらは無料で入ることができます。タイの寺院を体験することができてよかったです。

Kasayapi Hotelに戻り、予約していた近くのホステルへ荷物を移動しました。この日の深夜便で帰るので、宿というより荷物置き場としての利用です。ベッド2台ある個室が2人で3,500円でした。

Arun Old Town
住所:Arun Old Town Hostel, 260/16 Itsaraphap Rd, Wat Arun, Bangkok Yai, Bangkok 10600 Thai

14:30 ICON SIAMへ

旅の最後にショッピングへ行くことにしました。旅の前はあまり買い物をする気は無かったのですが、タイのセブンイレブンを見るのが楽しすぎて、物価の低さもあり、買い物の楽しみに目覚めてしまいました。

まずは、Boltで桟橋へ向かいます。直接ICON SIAMへ行くのが近道ですが、観光船に乗ってみたかったのです。

Ferry Pierに向かう途中にワットアルン内を通る必要があります。入り口で”I just wanna go to ICON SIAM.”と伝えると、ワットアルン観光の料金を取られずに桟橋へ行くことができます。

3日目にワットアルンへ来たときは雨で、入るのを辞めたのですが、ここで見られたのでよかったです。この日も雨が降っていましたが、数分で晴れました。

船を待っているとき、この旅で一番汗をかきました。船の上では風を感じられて気持ちよかったです。

アイコンサイアムの入り口のモニュメント。

ICON SIAM
住所:299 Charoen Nakhon Rd, Khlong Ton Sai, Khlong San, Bangkok 10600 Thai
営業時間:10:00〜22:00
Webサイト:iconsiam.com

ICON SIAMの中は本当に広く、見どころは沢山。最初に観光客向けのTourist Cardをもらいに行ったのですが、結局わたしたちは使いませんでした。何に使えるのかなど調べずにとりあえずもらいに行ったのは無計画だったなと反省。

そしていざ、4・5階にあるICONCRAFTに行きました。タイのハンドメイド品がずらりと並んでいて見応えたっぷりでした。

一番印象的だったのはSONITE DECOR。米の籾殻、古いお札、ココナッツ繊維などを使い作られたアップサイクル作品。

素材の風合いを感じられるナチュラルなアイテムは、ホテルのアメニティに使われていそうな洗練された雰囲気です。軽いので、お土産にもいいと思いました。

THORR’sはタイの手織り工芸品ブランド。SNSなどで見かける機会があり、ICONCRAFT内でも人気なようです。

こちらは紙でできた花瓶。軽く、小さいサイズもあるのでお土産にいいですね。

木製カトラリー。こういうのが好きでついつい見てしまいます。

カラフルでユニークな器。こういった個性的なアイテムが見つかるのがハンドメイド品のいいところです。

服、香り物、バッグ、陶器、家具など、紹介しきれないほどあるのでじっくり見ていると2〜3時間かかると思います。決めきれずに買い物はしませんでしたが、美術館に来たかのような時間でした。豊かなアイデアに触れることができました。

17:00 2時間のフルマッサージで全回復

一旦ICONSIAMを出て、この旅最後のマッサージへ。2時間のUrban Signature1,200バーツを受けることにしました。タイガーバームでのフットマッサージ30分とオイルマッサージ1時間半のメニューです。清潔感、高級感あふれる室内で、気持ちよかったです。オイルマッサージでは個室に移動したのですが、冷房が効きすぎて寒かったです…。そして、フットもオイルも5分ほど早く終了されました。ザ観光地な価格とサービスだったなと感じました。とはいえ、最後にフルマッサージを堪能できて満足できました。

Urban Thai Massage ICON SIAM
住所:76 78 Charoen Nakhon 2 Alley, Khlong Ton Sai, Khlong San, Bangkok 10600 Thai
営業時間:10:00〜24:00
Webサイト:spa-urbanthaispa.com

ICON SIAMに戻り、ブランドショップなどはウィンドウショッピング程度にし、ドラッグストアで化粧品やヤードムを大量買いしました。またここでもセブンイレブンで買い物しました。セブンイレブンはどこでも同じ値段なのが安心です。

21:00 ICON SIAMのマーケットで夕食

最後に、1階のマーケットで夕食。水上マーケットを模したエリアがあり、とても華やかで賑やかでした。

Kasayapi Hotel横のマーケットで買いそびれた豚肉の揚げ物があったので買ってみました。

そして、まだこの旅で食べていなかったカオマンガイをいただきました。比較的リーズナブルに現地の屋台飯を楽しむことができました。

料理を食べていると隣のフルーツの香りがプンプン。南国の香り。

今回は本物の水上マーケットに行くことはできませんでしたが、ICON SIAMで雰囲気を知ることができました。

たくさんのお店があり、ここに来ればあらゆるタイ料理にありつけます。Kasayapi Hotelのオーナーも、Arun Old Townのオーナーも、ICON SIAMに来るとのことで、現地の人も利用する何でも揃うデパートのようです。

22時の閉店と同時にBoltを呼んでArun Old Townへ荷物を取りに戻ります。20分ほどでした。そこからまたBoltで空港まで。バンコクのBoltのドライバーさんはぼったくることはなく、皆さん穏やかな方で乗り心地も良かったです。

2:00 成田空港へ向けて出発

空港には出発の2時間前には到着するように向かいました。電車やバスだと1時間半以上かかるのが、車だと40分程度だったので、GrabやBoltはやっぱり便利だなと感じました。

最後に空港でもタイ料理。カオソーイをいただきました。出発ロビーにあるレストランでギリギリまでタイを楽しみました。ここでタイのバーツを使い切り!深夜1時のカオソーイ。全然イケる、むしろイケる。楽しい旅の終わりを感じながら…。

おわりに

この旅の感想を簡単にまとめて終わりにしたいと思います。いくつか気づいたことがありました。

タイ料理が好き!

4泊5日、ずっとタイ料理を食べてきました。わたしはまだまだタイ料理生活続けられそうで、元々わかっていたけど自分はタイ料理が好きなんだなと再認識。

また、パクチーに苦手意識がありましたが、現地の暑い気候の中で食べてみると、「あれ?食べられる。」と思いました。辛いものも酸っぱいものも多かったですが、暑いからこそより美味しい。そういうことか〜とスパイシー料理への理解が深まりました。栽培できる野菜や果物はもちろんですが、”気候と料理は深く繋がっているんだ!”と感じました。

タイのマッサージ最高!

この旅で初めての経験だったのが、タイ古式マッサージ。2人でやるストレッチマッサージと言われるように、足をこうして〜、手をこうして〜と指示があり、グイーッと身体をひねる行程がありました。これが新鮮で、ヨガのような健康的でゆったりとした運動という感じもあって、効いている感覚がすごくありました。施術前後は本当に身体の軽さが違いました。タイのマッサージは大昔にインドから伝わったものらしく、気を流すという考えの元に設計されたもの。気の流れだったのかと腑に落ちました。

痛いのが苦手な場合は、オイルマッサージがおすすめです。タイ古式マッサージはプッシュ式なのに対し、オイルマッサージはオイルのなめらかさを生かして、押し流す感じ。痛みは少なく、けれどしっかりと気が流れていくのを感じることができます。また、香りを楽しめるアロマセラピーオイルマッサージは、気分を変えるのにぴったり。良い香りに包まれることで、癒しの効果も深まります。

タイのマッサージのお店の密度には凄まじさを感じました。そして、訪れたお店のすべてのメニューは1時間〜が基本。2時間マッサージを受けることは珍しくありません。日本だと15分とか30分とか短いメニューも結構ありますよね。マッサージを仕事にしている人の割合がすごく大きそうで、観光業の中でも大部分を占めそうなイメージ。そういったことから、マッサージはタイの人の暮らしに欠かせないくらい大きく深い文化だと感じました。ユネスコの無形文化遺産に登録されているほど。納得です。

毎日マッサージを受けに行きましたが、もっともっと通いたい。日本に帰ってきてから「タイ古式マッサージ」で調べてみるといくつかヒットしましたが、できれば現地にまた来たい。値段が安く質が高いと思うので。

YouTubeでタイのマッサージ講座を見ながら、家族や友人とマッサージし合うのもいいですね。TTC Spa Schoolなどのチャンネルで学ぶことができます。

物価の差は大きい!

日本でもタイ文化を楽しみたいと言いましたが、とはいえ日本でタイマッサージ受けると値段が高い。

逆にいうと、まだまだ日本より物価が低い!と強く感じました。タイの物価は上がっていると現地の人も言っていましたが、旅行の中でさまざまにお金を使ってみて、安い!と感動することが何度もありました。そりゃあ、KALDIやコーヒーなどなどアジアから輸入して日本で商売をする例が多々ある訳ですよね。

都会か田舎か、高級か安価か、観光客向けか現地の人向けかにもよりますが、後者なら1/3ほど安い感覚でした。前者なら物価は3/4〜同じくらいという感覚。2024年でです。

欧米に行くには円安が辛すぎる…。そんな為替、物価の状況ですが、もっと安いところに行けばいいんだという簡単すぎる結論を実際に体感したのはわたしにとって大きな経験でした。一方、これからは日本がそういった国になっていく。つまり、海外の人をお客さんにするビジネスが儲かるようになっていくということ。今後の経済の流れを考えさせられる機会になりました。

以上、はじめてのタイ旅行、完結です。意外にタイに行っている日本人って少ない気がします。でもハマっちゃいました。行って良かった。タイ、素晴らしい。タイ、またいきタイ。のんびりしタイ。笑

それでは👋