こんにちは!
今回は個人的エシカルプロジェクト、コンポストについてです。こちらはコンポストで作った土に植えた種の芽(バジル)が出てきたとき。いとおしい。
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わたしがコンポストを作る理由
わたしはハーブや野菜を育てるのが好きで、そのためには土が必要です。ホームセンターで土を買うのですが、コスパの良い5Lの土は重たくて運ぶのに一苦労です。それと、土って山に行けばいくらでもあるのに、ホームセンターで買うと高いなあ…。そんなことを思ったことから、「コンポストって、栄養のある土を作ることができてほぼタダだし、家で一人でできるし、生ごみの湿気やにおいも抑えられるし、いいかも」と考えを膨らませました。大変かどうかはこの時は分からない、やってみないと分からない。ということで、コンポストをやってみることにしました。
小学校からの友人の家に遊びに行った時に、コンポストをやっていて、見せてくれました。彼は自分でバイオトイレ、軽トラキャンピングカーなんかも作っていて、わたしにはそれがとても輝いて見えました。社会の中で支え合い協力することも大切で美しいと思うのですが、一方で自力で立って社会の網目から逃げて職人のように孤高に誇り高く生きる人に憧れを抱くのです。なので、そんな背中を追う小さな一歩として、コンポストに挑戦したいと元々思っていたところもありました。
コンポストで土を作る流れ
コンポストで土を作ってみて、流れとしてはこんな感じです。
- バケツを用意する
- 生ゴミを乾燥させる
- 生ごみをバケツに入れて混ぜる(少し既存の土を混ぜる)
- バケツに布をかけて紐で固定する
- たまに混ぜる(2ヶ月〜)
ただ、コンポストに挑戦して2年と少し。正直、何ヶ月もずっと面倒を見るのは、習慣化のハードルが少しあって、上手くいかないと嫌になってしまいそうだと思いました。早く分解させて栄養のある土に変身させられればいいのですが、結構コツがいるなあと感じました。
コンポストのコツ
わたしなりに考えたポイントは以下です。
- コーヒーかすや茶かすは湿度コントロールしやすく見た目もいい!なので、できる限りコンポストに入れる。
- 皮や芯はなかなか分解しないので細かく刻むか、コンポストに入れるのを諦める。フルーツなどの皮には農薬がついている可能性も高いので、そういうことにして諦める。
- べちゃべちゃになると虫が湧きやすい。虫(コバエ)は分解してくれるので発生してもヒーッとならず、落ち着いて、虫の存在に感謝する心を持つ。雨に気をつけて、よく混ぜて空気を入れて、乾燥させるようにする。
- 分解のためには空気が必要なので、できるだけ混ぜる頻度を高くする。
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食べカスを太陽の下で干して、乾かしてからバケツの中へ。2ヶ月〜半年ほどして、生ごみの形がボロボロになって土っぽくなったら、できあがり。プランターの上に土をふんわりとかけて種を蒔きます。
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コーヒーかす、茶かすはとっても簡単。乾燥も分解も早く、ストレスがほとんどありません。その他の生ごみはコンポストに入れる気にならなくても、コーヒーかす、茶かすは続けられます。時期によりますが、コーヒーかす、茶かすなら1ヶ月程度で堆肥化できていると思います。コーヒーやお茶のカスはふわふわと振りかけられて、出てくる芽にもやさしい。
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コンポストで作った土から芽が出てきたときは感動。お金で買うのでなく自分で作ることで、食べ物や土は他人に作ってもらっていたことに気づけるし、自然の恵みに気づけるし、感謝の気持ちが持てるようになる気がします。イージーにでも、小さくても、続けるといいかも。
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この土で育つハーブも生き生きして見えます。
それでは👋